介護施設において職員の離職を防ぐ方法

介護業界の最大の課題のひとつに”人手不足”があると思います。求人を出してもなかなか人が集まらなかったり、働きだしても1週間と持たずに辞めてしまう。中には1日で来なくなったなんて話もたびたび耳にします。

なぜ介護職員はすぐ辞めるのか

介護職員がすぐ仕事を辞める背景には、介護業界は、介護の経験と資格があればどこでも働く事が出来るという状況がある事が原因の一つだと思います。

では、職員が辞めない施設にするにはどうすれば良いか、結果から言うとその施設で働き続けるメリットを提示する事が最も重要だと思います。シンプルですが、これが意外と出来ていない施設が多い気がします。

現に僕の以前の職場でも職員が一斉に辞めて、新しく建った隣の施設に行くという事がありました。

8年目のベテランの人は「ここも隣もやる事と給料は同じ。ならキレイな方がいい。」という事で転職を決めたそうです。

確かに介護福祉士など介護の実務経験が必要な資格においても、別に勤務する会社は同じではなくてもどこかしらで”介護”をしていれば経験年数はどんどん積んでいける訳です。しかも上記のベテランの方も言うように同じ介護現場であればやる事もさほど違いがある訳ではないと実際に働いてきた中では感じます。

すると職員側からすれば、同じ仕事をするのであれば少しでも条件がいい方に行きたいとなるのは当たり前ですよね。少なくとも他の業種よりかは転職のハードルは低い業界だと思っています。

だからこそ利用者だけではなく、職員にも選ばれ働き続けたいと思われるような施設にしていかなければならないのだと考えます。

では、どうしたらそのような施設を作る事が出来るのか?

今回のテーマは、その施設で働く事でしか得られないメリットを作り、離職を防ぐ方法について考えていこうと思います。

勤続によるメリットを作る

昇給の内容を明示する事

基本中の基本ですが、まずは昇給制度について、最低昇給額をしっかりと明示する必要があります。

例えば、雇用契約書に「会社の業績によって見送る事がある」などとしてしまっているのはNG、少なくとも最低昇給額は明示しておいた方が良いです。

深く考えずとも昇給額が高ければそれだけでその施設で働くメリットになります。

キャリアアップが図れる事を明確にする

2019年10月からは介護職員等特定処遇改善加算が創設されましたが、その取得要件にもある「キャリアパス」を実際に運用出来ている施設は意外と少ないのでは?と思います。

社内でのキャリアアップの道筋を明確にした上で、将来像が魅力的であれば離職を防げるかも知れません。

無駄な業務をつくらない事

働きやすさも重要なポイントです。その為には無駄な業務を作らない事が必要だと感じます。

次に挙げる項目は個人的に無駄だと思うポイントです。

・ただ話を聞くだけの朝礼や夕礼、または会議などの集まり。

・多すぎるルール。

・必要ないであろう書類作成。

「ずっと前からこうやってきたから」などという理由で見直しをせずに残っていたりする無駄な業務もあると思います。そんな時は、一度業務の棚卸しをして積極的に無駄を省く事をおすすめします。今よりもずっと働きやすくなると思います。

とにかく学べる職場にする事

仕事を通じて学びを求める向上心が高い職員には学びの機会を多く取り入れるなどをして、離職防止に努める事がポイントだと思います。

介護技術が学べないからという理由で転職を考えているという話を何度も聞いた事があります。

もしもデイサービスで〇〇を辞めたら・・・

最後になりますが、実際にデイサービスである業務を辞めたら人手不足が解消されたよ。という記事を紹介させていただきます。

今後はレクリエーションをしないデイサービスが流行る⁉

施設長にインタビューをしたところ、現在は利用者も増えて職員からの不満もなくなって一石二鳥だそうです。

是非参考にしてみてください!

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