【働き方】介護職の派遣を徹底解説!正社員とのちがい,派遣で介護職に就くメリット・デメリット

突然ですが、あなたは介護職についてどんなイメージをお持ちですか?

『介護職は給料があまり良くない』

『体力的に、仕事がとても大変そう…』

このように、ネガティブなイメージがあるという方も多いと思います。

確かに一昔前までは、介護の現場で使われている医療機器や介護用品などの質が低く、女性にとっては体力的にもきびしい仕事でした。

しかし今では、医療機器や介護用品などの技術が進歩したこと、そして労働条件が改定されたことにより、体力的にも時間的にも負担の少ない環境で仕事ができるようになっています。

とはいえ、正社員で働くと残業をしなければいけないし、勤務時間が不規則だから自分の時間を自由に使うことができない。

そこでおすすめしたいのが介護職の『派遣』という働き方です!

派遣で働けば、同じ職場でも場合によっては正社員より待遇が良いという事もあり得ますし、実際に正社員から派遣に切り替えたという方も少なくありません。

しっかりとお金を稼いで自分の時間を持ちながら介護職に就きたいという方にピッタリの働き方です。

今回の記事では、介護職の派遣と正社員の違いから、派遣として介護職に就く『メリット』や『デメリット』さらには給料のことについてまで、介護の派遣という働き方を丸ごと解説していきます。

ぜひ最後までお付き合いください。

介護職の派遣と正社員のちがいは?

介護派遣と正社員の違い

まずは、派遣と正社員の違いやそれぞれの特徴についてポイントごとにわかりやすく説明します。

雇用主や雇用関係が変わる

正社員で介護職に就く場合は、基本的には施設に直接雇用される形になりますが、派遣の場合は、雇用主が「派遣」となります。

なので、派遣で働く方にとっては、派遣される先の施設はただの勤務先に過ぎません。

ただし、ここで1つ注意しなければいけないポイントがあります。

それは、業務上の指示については、派遣(勤務)先の施設が出すということです。

基本的に、派遣で働く方の給料や各種社会保険の手続きは「派遣会社」が行いますが、派遣先で出される業務的な指示については、すべて派遣先の施設に一任されています。

契約期間の有無

正社員の場合は、言わずもがな基本的には同じ施設で継続的に勤務するのが一般的です。

一方で、派遣の場合は「有期雇用契約」という形になるので、働く期間が決められています。

一般的には3か月~6か月となり、契約を更新しない場合は、次の勤務先を選ぶ事になります。

なお、契約更新をして同じ施設で働く場合は3年間が限度となります。

給料の仕組みがちがう

正社員として勤務すると、給料は『月給』もしくは『年俸制』になります。

つまり、労働時間にかかわらず、一定の給料になるということです。

一方で、派遣として勤務すると、給料は『時給制』になります。

正社員とはちがい、働いた時間と日数分でキッチリ計算され振り込まれる形になります。

派遣で介護職に就くメリット

メリット

介護職の正社員と派遣のちがいは、ある程度理解していただけかと思います。

それでも多くの方は、

正社員のほうが絶対に良いに決まってる!

と思われるかもしれません。

ですが、実は時給や勤務時間などに関しては、派遣の方が条件が良い事が多いんです!

派遣として介護の仕事をすることには多くのメリットがあるので、ここからはその部分について説明していきます。

高時給である事が多い

正社員の給料を時給に換算すると、実は派遣の方が時給が高いという事はよくあります。

あくまでも平均的な話とはなりますが、正社員の給料は、平均月給が22万円ほどで、ボーナスも含めた年収に換算すると350万円前後になります。

一方で、派遣の給料は、

未経験、もしくは無資格の場合、時給は1150~1700円が平均的な金額になります。

経験者、もしくは有資格者の場合、時給は1200~2000円が平均的な金額になります。

また、都内で夜勤専従の勤務シフトであれば、2300円を超えたりすることもあります。

とはいえ、未経験者でも1150円以上の時給をいただくことができるので、

1150×8時間勤務×25日=230,000円

上記の条件で算出すると、最低時給でも月に23万円(正社員と同様)の月収をもらうことができます。

住んでいるエリアでも給料は違ってきますが、基本的には介護の派遣は時給が高いというのが相場です。

他の事に使える時間が増える

派遣として勤務すると、残業などで時間を奪われることがほぼ確実にないので、自分の時間が安定的に取れます。

正社員として勤務すると、なんらかのハプニングや欠員が出てしまった時には、残業を強いられたり、お休みの日でも『出勤してくれ』といわれることがあります。

ですが、派遣はそのようなことがないので、空いた時間を資格取得のための勉強や、趣味に費やしたりと有効活用することができます。

派遣はそんなワークライフバランスにも優れています。

介護の中で様々な経験が積める

派遣の場合は、一定の派遣期間で契約解除となり、また新しい施設に派遣されることになります。

介護業界での勤務における基本的な業務内容はそこまで差はありませんが、下記のような、

  • 特別養護老人ホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅
  • デイサービス
  • 訪問介護

などのサービス種別によって同じ介護業界でも様々なルール・やり方があることがわかります。

いずれのサービスにも一長一短があり、それらの経験はかならず将来的にあなたの役に立つはずです。

次の派遣先を決める時にはもちろん希望を出す事が出来ますので、『将来のためにいろいろな経験を積んでおきたい』『自分のスキルをさらに高めたい』と考えている方はこれら様々なサービスを経験しておく事をおすすめします。

1つの勤務先での勤務期間が決められている派遣は、そういった場合に非常に理想的な働き方だと言えます。

派遣元が同じなら勤務先を変えても転職扱いにならない

また、派遣期間が満期となり、次の勤務先へ移っても派遣会社自体が同じであれば転職という扱いにはなりません。

つまり、もし自分に合わないなどと感じたら、正社員とちがってすぐに勤務先を変えられるという事です。

その職場が自分に合うか合わないかは実際に働いてみないと分からない部分も多いと思うので、そういった点も派遣の利点の1つと言えるでしょう。

有給などの希望を出しやすい

介護職に限らず、有給希望を出す際などは直接言いにくかったりしますよね。

ですが、派遣の場合はあくまでも雇用主は派遣会社になるので、派遣会社に伝えればOKです。

派遣会社が勤務先との間に入って調整をしてくれるので、施設の顔色をうかがったりする必要もなく、欲しい有給をしっかり取ることができます!

また、有給だけではなく、直接勤務先には言いづらいちょっとした事なども相談に乗ってくれる派遣会社は多く、

その点のサポートが受けられるという事は派遣で働くメリットです。

一定の福利厚生がある

派遣と聞くとあまり福利厚生がしっかりしていないイメージがあるかもしれません。

しかし、原則として社会保険、厚生年金、交通費に関しては、どこの派遣会社でも支給しています。

福利厚生のしっかりとしている派遣会社であれば、それ以外にも住宅手当などを支給してくれる場合があるので、派遣会社はしっかりと選んで決めましょう!

なお、下記の記事で紹介している派遣会社は福利厚生が非常に充実しています。

ぜひ記事内の10通りの目的の中から、『派遣限定で仕事を探している』という部分を選択してみてください!

このように、派遣として働くことにはたくさんのメリットがあります。

自分のイメージしている将来設計や、現状に合わせて仕事をすることができるので、『自分の時間を持ちたい』という方や『ステップアップしたい』という方にとてもおすすめの働き方です!

派遣で介護職に就くデメリット

デメリット

派遣として働くことにはたくさんのメリットがありますが、もちろんデメリットとなる部分もあります。

そういった部分は、これから介護職に就きたいと考えているあなたにとって、とても大事なことです。

ひとことで言えば、『安定性』の問題です。順に説明していきます。

契約を更新されない場合がある

先ほども解説しましたが、派遣でも原則は3年間は同じ職場で働く事が可能です。

しかし、勤務態度や評価、または職場の人員が増えてきた時など、そのタイミングで契約を切られてしまう可能性は0ではありません。

出世や昇給というシステムがない

介護職はあまり給料が高くないというイメージがあるかもしれませんが、仮にあなたが未経験から始めたとしても、正社員であれば数年ほどで管理職に就ける可能性は十分にあります。

年齢や性別を問わずに出世できるというのが介護業界の大きな特徴でもありますが、派遣の場合は、このような出世や昇給といったシステムがありません。

これは、雇用主が派遣会社であることや、契約期間に限りがあることが大きな理由といわれています。

正社員と派遣の間に格差があるような施設がある

中には正社員と派遣の間に目には見えない『格差』があるような施設があります。

また、派遣=即戦力と捉えている施設も少なくありません。

その為、勤務先選びが重要になってきます。

派遣会社もそうそうはそのような勤務先は紹介しないと思いますが、念のためにも事前の職場見学は必ず行い自分の目でも確かめる事が重要です。

次の派遣先が決まらない可能性は0ではない

派遣の場合は、契約更新をすることができなければその段階で仕事が無くなり、給料が途絶えてしまいます。

次の派遣先が決まっているということであれば問題はありませんが、もしも次の派遣先が決まらないまま派遣切りされてしまうと、まったくお給料をもらえないブランク期間ができてしまいます。

その可能性は非常に低いですが、全くない訳ではありません。

このように、派遣社員として働くことにはいくつかのデメリットが存在します。

とはいえ、将来的なステップアップや、自分の時間を有効活用して資格を取得したいという考えがあるのであれば、縛りの厳しい正社員よりもある程度融通の利く派遣として働くのがおすすめと言えるでしょう。

まとめ

今回は介護派遣の魅力についてご紹介しましたが、もちろん正社員として働くことにもたくさんのメリットがあります。

現在のことだけではなく、将来的な目標や現在の状況を把握して、自分に合った環境で仕事を探してください。

この内容が、すこしでもそんなあなたの力になれたら嬉しいです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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